最初に精油のことからお話しましょう。精油は植物が作り出す自然からの贈り物と言っていいでしょう。精油の抽出方法がなかった古代では、植物の力をハーブとしてそのままの形で使っていました。ハーブとして使う場合は、穏やかで優しく作用してくれますが、精油は種類によって元の成分の100倍以上にも凝縮された状態になっています。赤ちゃんの皮膚は大人の皮膚の1/2ほどでとても敏感です。内臓も未熟な状態ですから、かなり薄めてもその刺激は強すぎます。専門的な知識と経験がとても大切になります。欧米ではセラピストのアドバイスのもとで高濃度の使用もされているようですが、日本では、特に2歳以下の赤ちゃんへの精油の使用は避けるように指導されています。勿論、芳香浴(芳香器などで香りを拡散させる)も離れた場所で使用しましょう。2歳以上、3歳くらいから大人の濃度の4〜5倍に薄めて少しづつ使うようにします。2歳以下の赤ちゃんには フローラルウォーターをお勧めします。精油と一緒に抽出される水溶性のものです。精油より作用がかなり穏やかで、ハーブより成分は濃厚です。沐浴時、お湯に入れたり、皮膚の洗浄などにも活躍してくれます。また、芳香器の精油の代わりとしてもお勧めです。但し、購入する際、容器ラベルに表記されている内容をよく確認して、水やアルコールで薄められていない、オーガニック栽培の植物から採取されたものを購入するようにしてください。原液で使ったり、薄めて使ったり、自在に活用できますし、アルコールなど余分な成分が入っていないので安心して使用できます。赤ちゃんにはカモマイルウォーターが適しています。

 

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