赤ちゃんの研究は 1960年代から始まり、80年代に入って世界中で行われるようになった新しい分野です。それまでは何も理解出来ない白紙状態で産まれてくると思われていました。しかし、研究が進むにつれ、驚くような結果が発表されているのが事実です。赤ちゃんはお母さんのお腹の中で既に、嗅覚、聴覚、視覚、味覚、触覚の五感の全てを準備完了して産まれてくることも分かり、これら感覚器官が相互作用でスムーズに働く為には、その後の生活環境が大きく影響すると言われています。生後6ヶ月位の赤ちゃんたちの知的能力、推理能力が今までの認識より遥かに高いことも分かってきました。母国語と外国語を正確に区別出来る、ばらばらに分割したお母さんの顔写真も即座に認識出来る、二つの微細な違い(二頭のチンパンジーの顔)を識別出来るなど年長の子供や大人には無い能力が備わっていることが数多く分かってきたのです。6ヶ月過ぎるとこれらの能力も他の能力へと移行していきますが、感情面では更に複雑になっていきます。お人形を可愛がると嫉妬したり、隣の子が泣くと一緒に泣き出す共感作用が弱まり顔を歪めたり、欲求不満の感情も持っているそうです。これら赤ちゃんの能力に刺激を与えず無視していると、死に至る場合もあるそうです。但し、刺激の与えすぎもいけません。赤ちゃんはお母さんたちに注目され、愛されていることを確認するように、笑ったり、泣いたりして語りかけています。生後まもない赤ちゃんの能力を理解してタイミングよく、親として上手に係っていけば、本当の天才が誕生することも夢ではないかもしれません。
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