特に分娩期から出産後に経験する全ての苦痛やストレスがトラウマとなり、その後の人格形成に大きく係ることを言っています。心理学の世界では100年くらい前から言われ続けていたことのようです。狭い産道を通る時の苦痛から、産まれた後の処置の仕方まで全てがトラウマの要因になります。難産、逆子、早産、帝王切開は勿論、安産の場合でも、陣痛促進剤の使用、臍の緒を切るタイミングなど赤ちゃんの意思を無視した出産法は大きなダメージとなって赤ちゃんの記憶に残ってしまいます。そう、赤ちゃんには意思があり、周りで起こっていることの殆どを記憶できる才能があると、やっと近年判ってきました。
赤ちゃんに対する認識を大きく変えなければいけません。産まれてから暫くは赤ちゃんがお母さんに訴えかけます。夜泣きがひどかったり、母乳の飲みが悪かったり、他にも色々現れます。それを気付かずに放っておくと記憶は深層部に入り込んでしまい、人生の分岐点や苦境に立たされた時などに顔を出し、大きく影響します。産まれてすぐのケアであればバーストラウマは簡単にどんどん小さくなっていきます。そしてもし既に3歳を過ぎてしまっても諦めないでください。まだまだ間に合います。少しだけ時間は掛かりますが、お子さんの苦痛と向い合い理解して、硬く固まってしまったコリを少しずつ解していってください。女の子が産まれたのに“男の子だったらよかったね”なんて思いませんでしたか?
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